(1)困った問題10個に対して、何を重大だと感じているかという点からみると、中学、高校を通じて比較的共通していることは、直接学習に関する問題を重大だとし、ホーム・ルームや先生との話しあい、異性との交友はあまり重大とされていない。また、中学生は、学習や先生の指導について重大さを感じ、高校生は、将来の方向や人生の生き方をより重大としている。(2)悩みの解決に対して、中学生は高校生よりも、女子は男子よりも、より多く他人に相談しようとしている。また、高校生は中学生より、中学男子は女子より、やむをえないとする態度もより強く表している。