文章基本信息
- 标题:日本人歯牙のエナメル•ゾウゲ境についての形態学的研究
- 本地全文:下载
- 作者:酒井 琢朗 ; 花村 肇
- 期刊名称:Anthropological Science
- 印刷版ISSN:0918-7960
- 电子版ISSN:1348-8570
- 出版年度:1973
- 卷号:81
- 期号:1
- 页码:25-45
- 出版社:The Anthropological Society of Nippon
- 摘要:下顎大臼歯のエナメル•ゾウゲ境には,頬側面辺縁隆線,頬側cingulum, cingulumprotoconid crest,横走隆線等の原始的形質が,境界の明らかな鋭い隆線として出現する.これら形質の形態とその周囲浮彫像は,Teilhardina,ゴリラ,AustralopithecusあるいはSinanthropus等の下顎大臼歯エナメル質表面のものときわめて良く類似している.Protostylidはエナメル•ゾウゲ境においてはしばしば結節としての形態を失いcingulum状を呈する。エナメル•ゾウゲ境において,頬側cingulumの遠心上昇部はhypoconulidの頂点に終り,この咬頭がcingulumから由来したものであることを示している.このほか,metaconidの咬合面隆線,第6咬頭,舌側中間副結節等の形態を観察した.