首页    期刊浏览 2024年12月04日 星期三
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  • 标题:児童•生徒の体位,体格指数についてなされた主成分分析結果の年齢差
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  • 作者:河辺 俊雄 ; 高井 省三 ; 穐吉 敏男
  • 期刊名称:Anthropological Science
  • 印刷版ISSN:0918-7960
  • 电子版ISSN:1348-8570
  • 出版年度:1982
  • 卷号:90
  • 期号:4
  • 页码:365-375
  • 出版社:The Anthropological Society of Nippon
  • 摘要:奄美大島の名瀬市において,1978年11月20日から12月3日にかけて著者らが行った生体計測の結果にもとづき,7項目の生体計測値および8種の体格指数を分析データとして用いた。年齢7~18歳の男子474名,女子455名を,1年ずつずらせた3歳幅の10グループにわけ(Table 1),その各々に主成分分析法を用いて分析を行い,生体計測値および体格指数の関係が成長と共にどのように変化するのかを検討した。7~18歳の男子および女子をまとめて実施した主成分分析の結果(KAWABE et al.,1980)を考慮して,固有値が1以上の3主成分をそれぞれ,体の大きさ,体格,皮下脂肪厚の因子として扱った。体の大きさをあらわす第1主成分の負荷量(Fig.1)では,身長だけが常に高い値を示し,体重,胸囲,上腕囲,および下腿囲の値は男子で15歳を中心とする年齢集団,女子で11歳を中心とする年齢集団から低下が始まった。このような負荷量パターンの変化は思春期急増の開始と関連があると考えられる。体格をあらわす第2主成分(Fig.2)では,ほとんどの年齢集団においてローレル指数,リヴィ指数,ポンデラル指数および標準体重との比が高い値を示した。但し13,14,15の年齢集団の女子では,三頭筋皮脂厚あるいは比胸囲がもっとも高い負荷量を示し,負荷量パターンは複雑になる。その主な理由は,この年齢集団が思春期に相当し,多くの個体に初潮が始まるためと考えられる。したがって,女子中学生に対しては十分に注意して体格指数を用いる必要がある。比体重およびケトレー(カウプ)指数は第2主成分だけではなく,年齢と高い相関を示す第1主成分(Table 3)においても高い負荷量を示しており,体格をあらわす指標と言い切ることはできない。但し,もっとも高い年齢集団である17においては第2主成分のみに高い負荷量を示すことから,成人においては有効な体格指数であることが示唆された。皮脂厚は多くの年齢集団において,第2主成分と直交する第3主成分(Fig.3)で高い負荷量を示すが,皮脂厚が体脂肪量との関連が強いことから,肥満の度合を評価する上で,体格指数と共に考慮する必要がある。
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