文章基本信息
- 标题:リスザル上顎臼歯の個体変異について
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- 作者:名取 真人
- 期刊名称:Anthropological Science
- 印刷版ISSN:0918-7960
- 电子版ISSN:1348-8570
- 出版年度:1983
- 卷号:91
- 期号:2
- 页码:187-198
- 出版社:The Anthropological Society of Nippon
- 摘要:プロトコーンとハイポコーンとの関係について,リスザル上顎臼歯の個体変異を5つのタイプに大別した。これらの変異は entoflexus が稜で分断されないタイプを一端とし, postprotocrista の舌側の部分と prehypocrista とが一連の構造となってプロトコーンとハイポコーンとをつなぐタイプを他端とする,一連の変異系列ととらえることができる。この系列のなかで, postprotocrista に弱い prehypocrista のつくタイプの出現頻度がもっとも高い。第4乳臼歯,第1大臼歯ではこのタイプで安定していて変異性にとぼしい。第2大臼歯では個体変異の巾が大きく,このタイプがもっとも多いが,他のタイプの出現頻度もかなり高い。