文章基本信息
- 标题:Ladakhi の歯冠形態
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- 作者:大野 紀和
- 期刊名称:Anthropological Science
- 印刷版ISSN:0918-7960
- 电子版ISSN:1348-8570
- 出版年度:1986
- 卷号:94
- 期号:2
- 页码:137-146
- 出版社:The Anthropological Society of Nippon
- 摘要:インド北部の Jammu & Kashimir state の Leh にある中学校の男子学生(Ladakhi)より得た口腔内全顎石膏模型50個の歯冠形態を観察した.観察項目はShovel 型切歯, Hypocone 退化,カラベリー結節,下顎大臼歯咬合面形態および咬頭数である.歯冠形態の他人種との比較にはネパールのシエルパ,韓国人,日本人,北インド人およびアフガニスタンのパシュトウンとタジックを用いた. Ladakhi の歯冠形態で出現頻度の比較的高いものは Shovel 型切歯,第2大臼歯の Hypocone の発達不良なものおよび5咬頭性の下顎大臼歯である.逆に出現頻度の低いものはカラベリー結節とY型大臼歯である.5つの歯冠形質の出現率を用いた生物学的距離の算出の結果は Ladakhi はシエルパと近似しており,北インド人,パシュトウンおよびタジックとは離れている. Ladahki の歯冠形態は日本人,韓国人のグループとインドアーリア系のグループとの中間に位置しており,歯冠形態の出現率に関しては地理的距離と生物学的距離は比較的類似している.
- 关键词:Ladakhi; India; Dental morphology; Biological distance