首页    期刊浏览 2025年01月22日 星期三
登录注册

文章基本信息

  • 标题:歯と頭骨の形質に基づくライオソタ'マリン(Leontopithecus)の分岐関係の解析
  • 本地全文:下载
  • 作者:名取 真人
  • 期刊名称:Anthropological Science
  • 印刷版ISSN:0918-7960
  • 电子版ISSN:1348-8570
  • 出版年度:1989
  • 卷号:97
  • 期号:2
  • 页码:157-167
  • 出版社:The Anthropological Society of Nippon
  • 摘要:ライオンタマリンは絶滅にひんした新世界ザル(New World monkeys)であり,世界中の博物館が保有している骨標本の数も,きわめて少ない。この研究では,比較的多くの資料を用い,マーモセット科(Cal-litrichidae)のなかでしめるライオンタマリンの分岐的位置,およびライオンタマリン3種(Leonto-pithecus chrysopygus, Leontopithecus rosalia,Leon-topithecus chrysomelas)の関係を,歯と頭骨の形質に基づいて解析した。ライオンタマリンとマーモセット(Callithrix)•ピグミーマーモセット (Cebuella)グループは,上顎第1大臼歯のハイポコーン(hy-pocone)がほとんど退化していること,鼓室のなかに板状構造が存在すること,という子孫形質(apo-morphy)を共有していた。このことは,ライオンタマリンとマーモセット•ピグミーマーモセットグループが単系統群になることを示している。ライオンタマリンの種間関係では,L.chrysopygus と L rosaliaは,上顎第2小臼歯の輪郭が円形に近いという子孫形質を持っているので,この2種は L.chrysomelas よりも分岐的に近いと考えられる。ライオンタマリン,マーモセットを含め,ブラジル南東海岸の霊長類の分化は,refuge の形成によって起こったとみなされている(KINZEY,1983)。 KINZEY(1982)はこの地域に4つの refuge,すなわち,Paulista refuge, Rio Doce refuge, Bahia refuge,Pernambco refuge を想定した。 L. rosalia の refugeは,KINZEY(1982)指摘と異なり, Rio Doce refugeではなく,JACKSON(1978)の Orgaos refuge の可能性がきわめて高いことが,ラィオンタマリンとマーモセットの種間関係を解析することによって明らかになった。
  • 关键词:Leontopithecus; Cladistic analysis; Dental and cranial; characters; Refuge
国家哲学社会科学文献中心版权所有