文章基本信息
- 标题:Newly Found Inland Moraine Fields near Syowa Station in 1970
- 其他标题:第10次南極地域観測隊で発見したモレーンフィールド
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- 作者:Masaru YOSHIDA ; Yutaka AGETA ; Minoru YAGI 等
- 期刊名称:Antarctic Record
- 印刷版ISSN:0085-7289
- 电子版ISSN:2432-079X
- 出版年度:1971
- 卷号:39
- DOI:10.15094/00007602
- 语种:English
- 出版社:National Institute of Polar Research
- 摘要:1969年11月~1970年1月の間に行なわれた第10次日本南極地域観測隊の内陸調査旅行のさい,昭和基地の東南東方向150km,南緯69°39',東経43°20',高度約1,600mの大陸氷床上に新しいモレーンが発見確認された.モレーンは直経数10mから数100mのものが3個,約N10°W方向に3kmの間に分布している.モレーンは巨視的に見て,谷地形の中に分布しており,東方は裸氷帯で,クレバスの多い急な登り斜面である.モレーンの礫は,亜角礫と角礫が大部分を占める.岩質は細粒片麻状閃緑岩が主で,桃色正長石花崗岩質の脈がよく発達しているものが多い.この種の岩石はリュツォ・ホルム湾沿岸ややまと山脈よりも,宗谷海岸北方に多い.モレーンの地形,氷,岩質の特徴から,モレーンの源は,現在の場所の比較的近くではないかと推察される.