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文章基本信息

  • 标题:女子スプリンターにおける疾走能力の向上に関する事例研究
  • 作者:稲葉 恭子 ; 加藤 謙一 ; 宮丸 凱史
  • 期刊名称:体育学研究
  • 印刷版ISSN:0484-6710
  • 电子版ISSN:1881-7718
  • 出版年度:2002
  • 卷号:47
  • 期号:5
  • 页码:463-472
  • DOI:10.5432/jjpehss.KJ00003390726
  • 语种:Japanese
  • 出版社:Japan Society of Physical Education, Health and Sport Sciences
  • 摘要:

    本研究の目的は,陸上競技におけるスプリント種目において19歳から24歳にわたりトレーニングしてきた女子スプリンターの疾走能力,疾走動作および体力要素を追跡することによって疾走速度の向上に関与した要因を探ろうとするものである.その結果は,以下のように要約される. 1)競技会における100m疾走タイムは19歳の12.56秒から22歳の12.23秒へ記録が短縮した.60m全力疾走時の最高速度は24歳時で8.78m/sで,そのときのストライドとピッチはそれぞれ193m(ストライドの身長比 : 1.25),4.55Hzであった.また,19歳時の疾走速度,ストライドおよびピッチを100%とすると24歳時の割合は,それぞれ102.5%,101.6%,100.0%であった. 2)疾走技術トレーニングの目的は,接地中の膝関節の屈曲.伸展動作を少なくすることやスウィング脚の振り戻し速度を速くすることであった.19歳から24歳にかけて,接地時および離地時における膝関節角度は明確な変化はみられなかった.しかし,接地中の膝関節の最大伸展角速度は,27.3%減少した.また,脚全体のスウィング速度では6.8%増大した. 3)体力トレーニングの目的は,おもに大腿部後面の筋力を強化することであった.19歳から24歳にかけて,等速性膝屈曲力の角速度180deg/sおよび300deg/sは,それぞれ約40-70%増大した.また,後大腿筋の面積は16%増大した.さらに,大腿部における皮下脂肪は約30%減少した. 4)トレーニング成果は,すべて良好であったわけではなく,不十分であった部分もみられた.例えば,19歳から24歳にかけて,疾走動作では脚の振り戻し角速度が約10%の減少を示したことであった.また,体力要素では後大腿筋の面積が21歳から22歳において顕著に増大したが,22歳以降,その著しい増加はほとんどみられなかったことであった.以上のことから,本被験者はスプリントに関する科学的知見を取り入れてトレーニングを実施したことによってスプリント能力を向上できたと考えられた.また,一方では意図したとおりにスプリント技術を改善できなかったり,体力要素を高めることができなかったことも明らかとなった.しかし,これらのことは,トレーニングの方向の妥当性を示すものであり,今後のトレーニングを実施していく上では意味あるものと考えられた.

  • 关键词:短距離走;スプリントトレーニング;疾走動作;等速性脚筋力;筋横断面積;sprint running;sprint training;sprint motion;isokinetic peak torques;muscle cross-sectional area
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