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文章基本信息

  • 标题:トリクロロエチレンおよびテトラクロロエチレンに曝露された労働者に発生する急性肝炎を伴うスチーブンス・ジョンソン症候群
  • 作者:久永 直見 ; 城内 博 ; 兪 小忠
  • 期刊名称:産業衛生学雑誌
  • 印刷版ISSN:1341-0725
  • 电子版ISSN:1349-533X
  • 出版年度:2002
  • 卷号:44
  • 期号:2
  • 页码:33-49
  • DOI:10.1539/sangyoeisei.KJ00002552689
  • 出版社:Japan Society for Occupational Health
  • 摘要:トリクロロエチレンおよびテトラクロロエチレンに曝露された労働者に発生する急性肝炎を伴うスチーブンス・ジョンソン症候群:久永直見ほか.産業医学総合研究所一1980年代末以来,トリクロロエチレン曝露労働者における急性肝炎を伴うスチーブンス・ジョンソン症候群に関するアジア諸国からの報告が増加している.最近,フィリピンと中国では集団発生が報告されている.トリクロロエチレンに加えて,少数ではあるが,同様な健康障害がテトラクロロエチレンを使う労働者にも発生している.上述の事実は労働衛生関係者にまだよく認識されていないので,本総説は,(1)報告された健康障害の臨床的特徴,(2)患者の仕事,作業環境,有害化学物質への曝露の詳細,(3)健康障害とトリクロロエチレンあるいはテトラクロロエチレンへの曝露との関係を明らかにすることを目的とした.文献の批判的検討の結果に基づき,下記を指摘した.第1には,トリクロロエチレンあるいはテトラクロロエチレンに曝露される労働者の健康状態を注意深く観察すること,ならびに曝露低減対策を講じることが重要である.第2には,状況証拠は,トリクロロエチレンあるいはテトラクロロエチレンと健康障害との間の因果関係を示唆するが,現時点では,健康障害の発生を促す未解明の因子の関与あるいは隠れた真の原因が存在する可能性を除外できない.したがって,それらを突き止めるために更なる研究が必要である.第3には,健康障害の発生機序ならびに発症原因に対する感受性に大きな個人差があるようにみえる理由を明らかにするべきである.
  • 关键词:Trichloroethylene;Tetrachloroethylene;Stevens-Johnson syndrome;Exfoliative dermatitis;Hepatitis
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