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  • 标题:食中毒を引き起こす有毒キノコの種特異的プライマーによるスクリーニング法の開発
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  • 作者:野村 千枝 ; 昌山 敦 ; 山口 瑞香
  • 期刊名称:食品衛生学雑誌
  • 印刷版ISSN:0015-6426
  • 电子版ISSN:1882-1006
  • 出版年度:2017
  • 卷号:58
  • 期号:3
  • 页码:132-142
  • DOI:10.3358/shokueishi.58.132
  • 出版社:The Food Hygienic Society of Japan
  • 摘要:

    日本では毎年,有毒キノコの誤食による食中毒が数十件発生している.食中毒の原因究明のために行われるキノコの肉眼・顕微鏡観察による形態学的鑑別法は,高度な菌類学の専門知識を要するうえ,キノコが原形をとどめていない食中毒検体(喫食残品や患者吐物)には適用が困難である.そこで,種の同定に有用とされるDNAバーコーディング法(塩基配列解析による種同定)を応用した種特異的プライマーの設計によるキノコのスクリーニング法について検討した.日本で食中毒事例のあるキノコのうち,5種類のキノコ(オオワライタケ,オオシロカラカサタケ,ニガクリタケ,スギヒラタケ,カキシメジ)について種特異的なプライマーを作製した.本法は調理および人工胃液による処理の影響を受けず,湿試料100 mgのキノコ(DNA 10 ng)を,約2時間半で検出可能であった.キノコによる食中毒疑いが発生したとき,本法によるスクリーニング検査と同時に,ITS1領域の塩基配列解析による確認検査を行う.塩基配列解析には約9時間以上要することから,本法と塩基配列解析を併用することにより,検査精度を担保するとともに,保健所や衛生研究所等において,より迅速な食中毒対応が可能になると考える.

  • 关键词:食中毒事件;キノコ;人工胃液;DNAバーコーディング;オオシロカラカサタケ;オオワライタケ;ニガクリタケ;スギヒラタケ;カキシメジ;food-poisoning incidents;mushroom;simulated gastric fluid;DNA barcoding;Chlorophyllum molybdites;Gymnopilus junonius;Hypholoma fasciculare;Pleurocybella porrigens;Tricholoma ustale
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