文章基本信息
- 标题:各種溶媒によるトコフェロール抽出率の検討
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- 作者:原 京子 ; 石黒 弘三 ; 湧口 泰昌 等
- 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
- 印刷版ISSN:0287-3516
- 电子版ISSN:1883-2849
- 出版年度:1976
- 卷号:29
- 期号:4
- 页码:235-240
- DOI:10.4327/jsnfs1949.29.235
- 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
- 摘要:Tocのそれぞれの異性体を遠沈管を用いて抽出する場合, エタノール濃度40%区におけるイソプロピルエーテルが最もよいと考えられるが, イソプロピルエーテルを用いると水洗の段階で乳化しやすい欠点がある。一方エタノール濃度30%区におけるベンゼンは乳化せずよく分離できるが, δ-Tocの抽出率がイソプロピルエーテルにくらべて低い。生体内でのToc類の生理活性はδ-Tocはα-Tocにくらべてはるかに低いことが知られている。もし, Tocの異性体を完全に分離定量することを目的とするならば, 抽出溶媒としてイソプロピルエーテルを用いることが望ましいが, ビタミンE生理活性度のうえからみて, δ-Tocのやや低い抽出率を許容するならば, 操作上取り扱いやすいベンゼンを抽出溶媒として用いるほうが適当と考えられる。