首页    期刊浏览 2024年12月13日 星期五
登录注册

文章基本信息

  • 标题:安静代謝の日内変動を考慮した特異動的作用の算出法について
  • 本地全文:下载
  • 作者:大中 政治
  • 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
  • 印刷版ISSN:0287-3516
  • 电子版ISSN:1883-2849
  • 出版年度:1976
  • 卷号:29
  • 期号:8
  • 页码:445-454
  • DOI:10.4327/jsnfs1949.29.445
  • 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
  • 摘要:健康な男女学生23名を被験者として標準食を投与し, 臥位安静状態を続けたとき, SDAによる代謝亢進がどの程度であるかを明らかにするため, 次のような三連の実験を行った。 従来SDAの算出は, 摂食後の安静代謝量よりBMRを差引いて求められてきた。しかし, 基礎条件下でみられる最低のエネルギー消費状態は長時間維持されるものではなく, 漸次増大, ついで減少するという日内変動を示すので, これに基づいた新しいベースラインをつぎのようにして求めた。すなわち, SDAの少ない高糖食を維持量 (450kcal) だけ朝8時に与え, 6~8時間後 (14~16時) の安静代謝量を日内リズムのピーク値とした。 そして, BMR (7時), ピーク値 (15時) およびBMR値 (22時) を結んだ線を新ベースラインとした。 これにより, 500kcalから2, 500kcalまで摂取熱量を種々変えた食餌を与えた際のSDAを新しい算出方法を用いて検討した (実験I) 。 実験IIは, 食餌の投与回数がSDAの大きさにいかに影響するかを見た。 実験IIIは, トコロテンのような非栄養食品と標準食におけるSDAを比較することにより, 食品が単に消化管を通過することにより, どの程度代謝亢進に影響するかを検討した。 以上の実験から, 次のような結果を得た。 1) 投与熱量を500kcalから始め, 500kcal刻みに2, 500kcalまで5段階に変化させ測定したSDA (基礎代謝を華準) の摂取熱量に対する割合は, 500kcal投与時が最も大きく, 13.9%で投与量が増加すると逆に減少し, 2, 500kcal食では6.8%となった。また, 修正SDAにおいても同様500kcal食11.2%, 1, 000kcal食8.8%, 1, 500kcal食7.2%, 2, 000kcal食6.9%, 2, 500kcal食5.7%とそれぞれ投与熱量が増加すると, 余剰熱量の割合は減少した。BMRを基準としたSDAに対し, 修正SDAは有意に低値で約15~20%減であった。 2) 熱量1, 500kcalの標準食を1回あるいは2回, 3回に分割投与した際に, 投与回数の増加に伴いSDAは大となった。すなわち, 1回投与時の修正SDAに6.7%, 2回食で7.3%, 3回に分けて投与すると9.0%となった。 3) トコロテンのような非栄養食品ではSDAの発現はほとんどなく, エネルギー代謝の変化過程は絶食時のそれと類似したものであった。 4) 以上の点を考慮して日常の食餌摂取と同じ条件, すなわち標準的な食餌2, 500kcalを3回に分けて摂取したときの修正SDAは, 摂取熱量の5.7%程度であった。
国家哲学社会科学文献中心版权所有