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文章基本信息

  • 标题:ソフト型マーガリンの物理的, 化学的性質の年間傾向について
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  • 作者:兼松 弘 ; 二宮 房子 ; 守瀬 恵美子
  • 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
  • 印刷版ISSN:0287-3516
  • 电子版ISSN:1883-2849
  • 出版年度:1971
  • 卷号:24
  • 期号:2
  • 页码:83-88
  • DOI:10.4327/jsnfs1949.24.83
  • 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
  • 摘要:ソフト型マーガリンにおける物理的, 化学的性質の年間傾向を知るために, ソフト型5銘柄および対照としてハード型5銘柄について, 四季の製品を試料として一般性状, 脂肪酸組成, 硬度およびS. F. I. を測定してつぎの結果を得た。 (1) 塩分, 融点についてはソフト型, ハード型ともに年間変化はほとんどなく, ソフト型の平均は, 1.8%および31.9℃, ハード型の平均は2.0%および32.7℃であった。 (2) ケン化価およびC12以下の低級酸の測定結果より, ラウリン系油脂に関して, ソフト型では試料cを除いてほとんどその配合が認められなかった。 しかしハード型では試料b以外に配合され, その配合割合は, 夏季のみやや少なかったが, 他の季節はほぼ一定しているものと (3) ヨウ素価については, 両型ともに冬季高く, 夏季低い傾向が認められ, 硬化度の異なる油脂により若干季節的調節のあることが推察された。 しかしF2においては, ソフト型で夏季のみやや少なかっただけで, 両型ともほとんど年間変化が認められなかった。 なおF2の割合の平均は, ソフト型で23.3%, ハード型では15.3%を示した。 (4) 硬度およびS. F. I. の結果では, 両型ともに低温側において, 夏季やや硬く冬季軟かい傾向が認められ, またソフト型の方がハード型より低温で軟かいことが認められた。 またS. F. I. において, 銘柄によって夏季・冬季間の差が比較的大きく, 硬質脂配合において季節的変化のあるものと, その差が小さく, 年間ほぼ一定しているもののあることが推察された。 (5) 脂肪酸組成の特徴より試料Bおよびbには, 魚・鯨油などの海産動物油脂の存在が認められたが, その他はすべて植物性油脂のみと推定された。
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