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  • 标题:異なった施肥条件で生育したオクラ果実のアスコルビン酸ならびにフェノール物質含量と低温障害発生
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  • 作者:山内 直樹 ; 田村 順介 ; 緒方 邦安
  • 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
  • 印刷版ISSN:0287-3516
  • 电子版ISSN:1883-2849
  • 出版年度:1980
  • 卷号:33
  • 期号:5
  • 页码:293-298
  • DOI:10.4327/jsnfs1949.33.293
  • 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
  • 摘要:本研究はオクラ果実の還元型アスコルビン酸 (ASA) ならびにフェノール物質含量を異なった施肥条件で生育させることにより調節を行ない, さらにこのような条件下で生産された果実の1℃貯蔵時の低温障害の発生様相について検討を行なったものである。 1) オクラの栽培はA 〔標準区: N (硫安-9.6g/ポット), P (過リン酸石灰-14.2g/ポット), K (硫酸カリ-4.0g/ポット) 〕, B (2N, P, K), C (N, 2P, K), D (N, P, 2K), E (2N, 2P, 2K), F (-, P, K), G (N, -, K), H (N, P, -), I (無肥料) の9区を設定し行なった。 2) オクラ果実の生育は標準区Aに比べ, 果実重に関してはB, E区で優れ, 収穫果実数に関しては, F, Iで少ない傾向を示した。 3) オクラ果実の成分におよぼす施肥の影響をみたところ, ASA含量はB, E区で多く, F区でもっとも低含量であった. フェノール物質含量はASA含量とは逆に, E区でもっとも低含量を示し, F区で高含量を示した. またpolyphenol oxidase (PPO) 活性は各区とも大差がなかった。 4) 全施肥区のナクラ果実を1℃貯蔵したところ, すべての果実でかっ変の発生がみられたが, その進行程度は各区で異なりA, F区で著しく, B, E区で抑制された. またB, E区では貯蔵中, ASA含量の減少が抑制され, さらにo-ジフェノール含量も, A, F区にみられたような急激な減少は認められなかった。B, E区のPPO活性の変化はほとんど認められなかった。 5) 収穫時のASA, o-ジフェノール含量ならびにPPO活性と1℃貯蔵4日後の果実表面の色度 (a値) との相関関係についてみたところ, ASA含量とa値の相関がいちばん高く, ついでo-ジフェノール含量とa値との間に相関があり, PPO活性とa値との間にはほとんど相関関係は認められなかった. 6) 以上の結果から, 収穫時のASA含量が多く, またフェノール物質含量の少ないオクラ果実, ならびに貯蔵中両物質の低下がみられない果実において低温障害の進行が抑制されることを認めた。
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