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文章基本信息

  • 标题:東京近郊農村婦人 (30~69歳) の食物消費パターン
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  • 作者:豊川 裕之 ; 丸井 英二 ; 小野田 博一
  • 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
  • 印刷版ISSN:0287-3516
  • 电子版ISSN:1883-2849
  • 出版年度:1981
  • 卷号:34
  • 期号:6
  • 页码:531-543
  • DOI:10.4327/jsnfs1949.34.6_531
  • 语种:Japanese
  • 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
  • 摘要:

    神奈川県足柄上郡中井町に居住する婦人 (30~69歳) 225名を対象とする食物摂取状況調査を実施し, その食物消費パターン分析を行なった。本調査の特色は世帯単位ではなく個人の食物摂取状況調査を行なったことである。また, 食品群別摂取量ではなく食物消費構造および食物消費パターンに注目して食物選択の特徴を1地区の婦人を対象にして説明したことも特色である。おもな結果は下記のとおりである。 1) 23食品群分類による摂取量について食物消費構造を示した。それはわが国全体および各地区での結果と類似している。 2) 食物選択の特徴を因子分析 (主因子法) によって抽出した。第1因子は砂糖・副食品因子であり, 第2因子は対立概念に伝統型食品をおいた近代型食品因子であった。 3) 第1, 第2因子負荷量を用いて相関図を作製し (食物消費の2次元空間図・食品群), 同図上に23食品群をプロットしてそれらの総合的相互関係を図示した。 4) 第1, 第2因子得点を個人別に求め, 食物消費の2次元空間図 (個人) の上に225名をプロットした。これによって, 225名の食物消費パターンを個人単位で図示した。 5) 若年齢階層が最も近代型食物消費パターンであり, 高年齢階層になるほど伝統型食物消費パターンである。 6) 食物選択の特徴として抽出した因子分析の因子を特性値として活用することによって食物消費パターンと健康状況との関連を追求する可能性を示唆した。 7) 食品群別摂取量を要素とする食物消費構造および砂糖・副食品因子 (第1因子) に多食因子が介在していることを考察し, 続報における検討を予告した。 8) 以上の実証的知見に基づいて, 食生活現象を食物選択の面から構造分析的方法で研究することの有用性について考察した。

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