文章基本信息
- 标题:黒緑豆プロテアーゼインヒビターの諸性質について
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- 作者:四十九院 成子 ; 吉田 恵子 ; 福場 博保 等
- 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
- 印刷版ISSN:0287-3516
- 电子版ISSN:1883-2849
- 出版年度:1979
- 卷号:32
- 期号:5
- 页码:321-327
- DOI:10.4327/jsnfs1949.32.321
- 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
- 摘要:1) もやし原料豆である黒緑豆から, たん白性プロテアーゼインヒビターを抽出した。 2) 粗インヒビターは強い耐熱性を有し, 中・酸性下における100℃, 10分間の加熱に対してはまったく安定であったが, この耐熱性はpH 8以上で急激に失われた。 3) 24℃, 暗所での発芽によるインヒビター活性の経時的変化は, 発芽1日目で最高値を示し, その後しだいに減少した。 4) 粗インヒビターはセリン酵素 (主としてトリプシン) に対して特異的に阻害し, ペプシン, パパインに対しては無効であった。 5) 耐熱性のインヒビターを, 熱処理, 硫安沈殿, セファデックスG-100カラムクロマトグラフィーおよびDEAE-セファロースイオン交換クロマトグラフィーによって精製し, 電気泳動的に異なる3種のたん白性プロテアーゼインヒビターに分離した。分子量は3種ともゲル濾過法によって約13,500と推定した。 6) 3種の精製プロテアーゼインヒビターは, トリプシンのみを阻害するものと, トリプシン, α-キモトリプシンをともに阻害する二つのタイプに分けられた。