JICSTは資料管理業務の全面的機械化,オンライン化を行い,80年7月にシステムの稼働を開始した。開発経費の低減をはかるために,既存の図書館機械化用プログラム・パッケージ(DOBIS)を導入し,修正と追加を加えた。システムは,目録作成,逐次刊行物受入,発注,製本,情報資料館受入,目録及び所蔵情報の検索の6機能より構成されている。開発の経緯,機械化の目標,システム概要について述べる。業務処理の効率化のために,マン-マシン・インターフェイスには特に留意した。