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文章基本信息

  • 标题:トマトジュースの商業的無菌性を確保する加熱殺菌条件の検討
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  • 作者:長田 隆 ; 中野 千紗 ; 大坪 研一
  • 期刊名称:日本食品工学会誌
  • 印刷版ISSN:1345-7942
  • 电子版ISSN:1884-5924
  • 出版年度:2015
  • 卷号:16
  • 期号:2
  • 页码:145-152
  • DOI:10.11301/jsfe.16.145
  • 出版社:Japan Science and Technology Information Aggregator, Electronic
  • 摘要:

    常温流通するpH 4.6未満のトマトジュースの製造において, B.coagulans を指標に121℃,0.7分の加熱殺菌条件が世界で広く採用されている.本研究は原料トマトの細菌芽胞汚染を調べ,適切な指標菌を検討し,商業的無菌性を確保する加熱殺菌条件の算出を行った. pH 4.6未満のトマトジュースを製造する上では, B.coagulans による変敗の危害性は低く,原料汚染度の高い, B.subtilis groupや Themoanaerobacterium 属が重要で,とくに変敗事例のある Themoanaerobacterium 属芽胞をトマトジュースの加熱殺菌指標に管理するべきと結論した.本属芽胞を指標菌に,トマトジュース(pH 4.6)における耐熱性を測定した結果,D121℃値は0.3分, z 値は8.2℃で,これらの値から殺菌値を算出すると,F121℃値はD121℃値の5倍から1.5分となる.現在の加熱殺菌条件は,これを下回っている.

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