社会から期待される高度IT人材の育成が求められている.筑波大学大学院も2007年度から継続的にIT実践力育成の施策を推進している.本論文では,その主要な取り組みの特徴を提示し,期待される効果を述べ,継続的なモニタリング活動としてのスキル診断,修了生アンケートからプログラムの成果を評価する.今後,さらに自律して実践的IT人材を育成し続けるための施策を提言する.