(1) 温州みかん,夏柑ともフオルモール数は果粒の大小に関係ない。 (2) 温州みかん,夏柑とも貯蔵中酸度を減ずるがフオルモール数は殆んど一定である。 (3) 温州みかんの場合,貯蔵日数,産地の相違,果粒の大小による変動は各個体間の差より小さい。温州みかんのフオルモール数は概ね2.5である。 (4) 夏柑のフオルモール数は温州みかんのそれより小さい。フオルモール数は概ね1.5で温州みかんの60%程度と考えられる。