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  • 标题:分配報酬の過剰・不足状態における平等規範の検討
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  • 作者:西川 正之 ; 広田 君美
  • 期刊名称:実験社会心理学研究
  • 印刷版ISSN:0387-7973
  • 电子版ISSN:1348-6276
  • 出版年度:1978
  • 卷号:18
  • 期号:1
  • 页码:57-65
  • DOI:10.2130/jjesp.18.57
  • 出版社:The Japanese Group Dynamics Association
  • 摘要:

    本研究は, 従来一貫した結果が得られていない平等視範の存在を検討し, あわせて平等規範と報酬の重要度および過剰-不足分配状態との関係を明らかにすることを目的とする。仮説は, 不平等分配によって生じる緊張が不平等の程度に対応する (仮設1), 報酬の重要度に対応する (仮説2), そして報酬の過剰一不足状態によって異なる (仮説3), というものである。 60名の男子大学生を被験者に用い, 実験協力者 (Co.) との2人1組でチップ獲得のための的当てゲームをおこなわせた。ゲーム終了後, 両者に命中数が等しいことを告げ, 彼らにチップを与えた。実験操作によりCo. がそれを分配した。被験者は分配者 (Co) に再分配を要求し, 同時に分配者への協力度と分配に対する満足度を評定した。 不平等の程度は70%-30% (高不平等) と60%-40% (低不平等) の2条件, 報酬の重要度はチップに賭けられた金額に応じて低, 申, 高群の3条件に分けられた。さらに報酬の過剰-不足状態は, Co. の呈示した不平等分配が被験者にとって有利か不利かということで操作された。 実験の結果仮説は支持された。被験者は分配が不平等であるほどその回復を求め, 過剰報酬状態では報酬の削減をのぞみ, 報酬不足状態では増加を求めた。また報酬の重要度が高まるほど不平等分配により生起した緊張は大きかった。高重要度条件では, 70%の報酬を分配された者が過度に自己の報酬を削減することで分配者に返礼し, 分配が30%の者は分配者の報酬の剥奪を求めることで報復をこころみた。分配者への協力度と分配への満足度にも実験変数の効果はみられた。

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