文章基本信息
- 标题:生体触媒に関する研究 (第1報)
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- 作者:橋本 慶子 ; 近末 貢
- 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
- 印刷版ISSN:0287-3516
- 电子版ISSN:1883-2849
- 出版年度:1960
- 卷号:13
- 期号:5
- 页码:330-333
- DOI:10.4327/jsnfs1949.13.330
- 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
- 摘要:数種の葉菜とピーマンについて, そのCa, Mg及びPの総量と遊離型を定量した結果, 次の知見を得た。 1. Caは主として十字科に属する葉菜の緑葉部に多く含まれ, 遊離率は50%以上である。ほうれんそうのCa総量は前者め2たで低くはないが, 遊離率はわずか5%である。ピーマンは葉菜の約1/40のCa総量で遊離率は約50%であった。 2. Mgは総量において十字科に属する葉菜よりしゅんぎく及びほうれんそうの方が多いが, 遊離率は一般に30%前後であった。 3. Pは総量及び遊離率とも種類の差はなかった。ピーマンはCaおよびMgにおいて葉菜類よりはるかに少ない含量を示したが, Pでは総量及び遊離率とも葉菜類と近似値を示した。 4. 以上の差は各無機質の生体内で果す役割により生ずると思われる。葉菜に共通なMgや代謝及び構成成分に関与するPには種類による差が余りないが, Caは存在形態に特異性があるように思われる。 5. 以上の結果から十字科に属し緑色に富んでいる部分は, Ca含量及び遊離率が高く, 秀れたCa源であるといえる。