文章基本信息
- 标题:貯藏による野菜および果物のビタミン含有量の変化について
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- 作者:広部 りう ; 高木 和男 ; 増田 富江 等
- 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
- 印刷版ISSN:0287-3516
- 电子版ISSN:1883-2849
- 出版年度:1957
- 卷号:10
- 期号:2
- 页码:59-62
- DOI:10.4327/jsnfs1949.10.59
- 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
- 摘要:(1) 前報に引続いて果実を氷室中に貯蔵した時の成分変化をしらべた。用いた果実は, かき, みかん, りんごである。 (2) かきを氷室貯蔵すると4週間目に軟化してブヨブヨとなり, 6週目にはさらに形がくずれ, 8週目にはほとんど全部にカビを生じた。 (3) かきを貯蔵した場合には, カロチン, ビタミンB1およびB2は, 何れも貯蔵により含有量の増加をみたが, 最後の6週目に急激に減少した。ビタミンCは逆にわずかずつ減少を示し, 最後に増加した。 (4) みかんは4週目頃よりカビを生じて腐敗をおこしたが, 8週目よりは急速に腐敗が進んだ。 (5) みかん中のビタミン含有量は, 何れも12週頃までは大差なく, それ以後からははつきりと減少を示した。 (6) りんごは紅玉種を用いたが, 約6ヵ月の貯蔵はさして困難ではないが, 11週頃より, りんごの中心部にカビが生えて来た。 (7) りんご中のビタミン含有量は, ビタミンB1において10週までは変化なく, それ以後は増加し, ビタミンB2は全期を通じて大差なく, ビタミンCは貯蔵後4週にして保有量が著しく減少した。