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  • 标题:組織体のPM式管理・監督行動類型が, 生産性とモラールにおよぼす効果に関する実証的研究
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  • 作者:三隅 二不二 ; 河津 雄介 ; 武田 忠輔
  • 期刊名称:実験社会心理学研究
  • 印刷版ISSN:0387-7973
  • 电子版ISSN:1348-6276
  • 出版年度:1966
  • 卷号:6
  • 期号:2
  • 页码:111-123
  • DOI:10.11558/jjesp1960.6.111
  • 出版社:The Japanese Group Dynamics Association
  • 摘要:

    本研究の目的は組織体内における監督者のPM式監督方式 (部下の認知より類型化した) が, 組織体の目標達成および部下の意見, 態度にいかなる影響を及ぼしているかを明らかにしたものである。 調査対象は福岡県下および山口県の一部に25支店をもつ某銀行の一般行員256名。昭和40年9月に実施した。 A. PM式監督類型と生産性との間には次のような関係がみられた。 1. 従来の研究と同様に, 本研究でも, 高生産群にPM型の監督が多く, 低生産群にpm型の監督者が多いという傾向がみられた。 2. しかし, 従来の研究と比較して, P型, M型の監督者が少なかった。これは銀行企業体のもつ特性であろうと考察された。 3. 低生産群に属するPM型の監督者の特性を高生産群に属するPM型の監督者の特性と比較検討した結果, 上役に対する敵意感情が低生産のPM型において有意に高いことが明らかになった。 B. PM式監督類型と他の諸変数との間には次のような関係がみられた。 4. R・リッカートのいう監督者の支持的行動も, PM型の監督者において最も高く, P, M, pmの順位となる。 5. 会議や集会の運営の仕方も, 相対的にPM型の監督者の下で部下の評価が最も高く, pm型の監督者が最下位の評価であった。P, M型は両者の中間の評価であった。 6. 上役に対する敵意感情と監督類型との関係では, M型の監督者の下で敵意感情が最も低く, 次にPM, P型で, pm型が最も高かった。 7. いわゆるモラールと監督類型との間には統計的に有意な関係はみられなかったが, 傾向としてpm型が最も低かった。 8. 職務・権限委譲過程では, PM型が職務達成にとって, 最も効果的な委譲をおこなっている。 これに対照して, pm型は職務, 権限の委譲が著しく低く, 部下には成果の報告を厳しく要求していることが見出された。このことがpm型において最も高い敵意感情を部下に生起させているのであると解釈する。P型とM型はPMとpmのほぼ中間の傾向を示したが, 達成基準の明示においてP型が最も高く, 成果の報告の過程においてM型が最も低いという傾向がみられた。

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