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文章基本信息

  • 标题:自己概念の発達的研究
  • 作者:福島 正治 ; 村山 登
  • 期刊名称:教育心理学研究
  • 印刷版ISSN:0021-5015
  • 电子版ISSN:2186-3075
  • 出版年度:1958
  • 卷号:6
  • 期号:1
  • 页码:1-6,60
  • 出版社:The Japanese Association of Educational Psychology
  • 摘要:

    この研究は, 自我が評価した自己, 他人が客観的に評価した自己, 自己が他人からどのように評価されているかの予想, と3つの面から, 小学校2, 4, 6学年の児童を対象に, 自己概念の発達を追求しようとしたものである。その結果を要約すれば,(1) 学年の進むにつれて, 自己評価は, 友人や教師のくだす客観的評価に近づく。しかし, 他人を評価する能力は低学年でもかなり高い。 (2) 予想評価と教師評価の相関には, 判然とした傾向が見られない。6年になるとむしろ低くなつている。これは自我意識の発達により, 自己概念が明確化してくる事を示すものであろう。 (3) 自己過大評価指数を求めると, 低学年ほど大である。これは自己概念の発達指標として, 有意味なものと考えられる。 (4) 現実水準における社会的地位と, 非現実水準における地位との相関は, 上学年で低く, そのずれも大になる。枠組の影響を受けることが大きくなる程, 自我の抵抗という形で分離が現われるものと解され, このような現実, 非現実の分離が, 社会的知覚の中で生ずることも, 自己概念発達の一要因として考える事ができる。 (5) 社会的地位における願望水準と予想水準の一致度は, 高学年程高くなる。これは, 現実水準と願望水準のくい違いの大きさと併せて, 心理的距離の接近が友人選択の大きな要因となる事を予想せしめる。 (6) 自己過大評価指数は, 児童の社会的価値的行動や道徳判断と密接な関係がある。 以上は自己概念の発達の様相を捉える一局面であり, なお事例研究や児童のおかれている枠組と自己概念の発達との関係など, 今後に残された問題は多い。

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