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文章基本信息

  • 标题:脱酸素剤添加PVCコーティングキャップによる食品容器内酸素の除去
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  • 作者:松井 利郎 ; 中尾 聡明 ; 下田 満哉
  • 期刊名称:日本食品科学工学会誌
  • 印刷版ISSN:1341-027X
  • 电子版ISSN:1881-6681
  • 出版年度:1997
  • 卷号:44
  • 期号:5
  • 页码:361-366
  • DOI:10.3136/nskkk.44.361
  • 出版社:Japanese Society for Food Science and Technology
  • 摘要:

    食品容器のキャップ内面に着目し,アスコルビン酸2ナトリウムをPVCコーティングした酸素消費キャップを新たに作製することによって食品容器内酸素の迅速除去を試みた. 1) 本AsN/PVC-capを用いることにより容器内ヘッドスペース部の酸素の除去が可能となったが,その酸素消費力はヘッドスペース部体積に依存的であり,ヘッドスペース部の体積の減少とともに残存O2量も顕著に減少した. 2) 単位ヘッドスペース部体積当たりの酸素消費力は,体積比20%では50%と比べて約1.4倍となり,実試料の充填にはヘッドースペース体積の縮小化が望ましいと判断された. 3) 貯蔵温度の低下に伴い酸素消費力は明らかに低下し,5℃での酸素消費力は35℃の約12%であった. 4) アルデヒド類及びテルペン系炭化水素類ともに本AsN/PVC-capを用いると,酸化的劣化は顕著に抑制され,貯蔵42日目においてなお残存率が40%以上とコントロールの2倍以上を示した. 5) 本AsN/PVC-capを用いて所定期間貯蔵後の溶存酸素量を測定したところ,貯蔵日数の増加とともに溶存酸素量は顕著に減少し,貯蔵25日目では約16%まで低下した.

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