試料溶液として13%エタノール溶液を用いて冷却時の氷晶の生成について検討した.冷媒の温度と試料溶液の温度の温度差を一定に制御しながら冷却することで大粒径氷晶の生成することが分かった.さらにこの試料溶液を実際に凍結濃縮を行った結果,冷媒と溶液の温度差を0.4℃に保つことが濃縮効率と所要時間の両面から見て好ましいと考えられた.