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  • 标题:硫黄化合物を含有する生鮮野菜及びその乾燥物中の亜硫酸のバイオセンサ法と改良ランキン法の比較 バイオセンサ法による食品中の亜硫酸測定(第5報)
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  • 作者:松本 隆志 ; 深谷 正裕 ; 鐘ヶ江 祐子
  • 期刊名称:日本食品科学工学会誌
  • 印刷版ISSN:1341-027X
  • 电子版ISSN:1881-6681
  • 出版年度:1996
  • 卷号:43
  • 期号:6
  • 页码:716-718
  • DOI:10.3136/nskkk.43.716
  • 出版社:Japanese Society for Food Science and Technology
  • 摘要:

    バイオセンサ法による乾燥野菜中の亜硫酸分析への適用性について検討した. 生鮮野菜の亜硫酸添加回収試験において,バイオセンサ法と改良ランキン滴定法の回収率は,各91.7%, 86.7%以上であった.また,残存亜硫酸は両法で検出されなかった. 乾燥野菜の亜硫酸添加回収試験において,バイオセンサ法では,30μg/g及び250μg/g添加群で,各86.3%及び91.2%以上の回収率が得られた.それに対し,改良ランキン滴定法では,特にねぎ及びにらの30μg/g添加群において,各29.0%及び31.0%と,低い回収率しか得られなかった. 各種乾燥野菜での両法の亜硫酸測定値の比較において,バイオセンサ法では,いずれの試料でも残存亜硫酸が検出されなかった.一方,改良ランキン滴定法では,たまねぎ,ねぎ,にら及びにんにくにおいて,各3.2から5.6μg/g, 6.3から7.8μg/g, 2.5から3.8μg/g, 10.6から12.9μg/gの測定値が得られた. 改良ランキン滴定法は硫黄化合物の影響により,乾燥野菜中の亜硫酸の測定は困難であった. 以上の結果から,バイオセンサ法は乾燥野菜中の硫黄化合物の影響を受けにくく,簡便かつ迅速で信頼性の高い簡易分析法として有効であることが明らかになった.

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