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  • 标题:セルローズアセテート膜電気泳動法によるヨーグルト中のゼラチンの定量法について
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  • 作者:青山 敏之 ; 手塚 みさ子 ; 遠藤 光春
  • 期刊名称:日本食品科学工学会誌
  • 印刷版ISSN:1341-027X
  • 电子版ISSN:1881-6681
  • 出版年度:1985
  • 卷号:32
  • 期号:1
  • 页码:22-27
  • DOI:10.3136/nskkk1962.32.22
  • 出版社:Japanese Society for Food Science and Technology
  • 摘要:

    ヨーグルト中に添加されたゼラチンを精度良く,簡易に定量する方法としてセルローズアセテート膜電気泳動法をとりあげて検討した。 (1) ヨーグルト試料は,糖類,果肉類などの添加の有無にかかわらず,pH 4.6で等電点沈殿を行い,濾過して試験液とすることによりゼラチンを抽出した。 (2) 試験液をセルローズアセテート膜に塗布し,0.05M Na2B4O7-NaOH緩衝液(pH 10)を用いて100Vで1時間電気泳動することによりゼラチン区分を分離することができた。 (3) クーマジーブリリアントブルーR-250で染色後,デンシトメトリーを行うことによりゼラチン区分の定量が可能となった。 (4) 一般に食品に利用されるアルカリ処理ゼラチン,酸処理ゼラチンを用いて検量線を求めたところ,3~30μg,すなわちヨーグルト中で0.1~1.0%の範囲において直線関係が得られた。 (5) ゼラチン無添加のプレーンヨーグルト,フレーバードヨーグルトに0.1~0.5g/100gのゼラチンを添加して回収実験を行ったところ,80~110%の回収率を得た。食品成分の分析法として満足すべぎ回収率といえる。 (6) 電気泳動法によってアルカリ処理および酸処理ゼラチンの区分が可能となった。AOAC法およびHYP法では,この区分は不可能である。 (7) AOAC法と比較して電気泳動法は,定量的な測定が可能であること,HYP法はブランク値が高いこと,および電気泳動法では,アルカリ処理ゼラチンおよび酸処理ゼラチンの区分が可能であることなどの利点を有する。

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