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  • 标题:バナナ果実の追熟生理および貯蔵に関する研究(第6報) 緑熟バナナのCA-貯蔵
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  • 作者:邨田 卓夫 ; 上田 悦範 ; 緒方 邦安
  • 期刊名称:日本食品科学工学会誌
  • 印刷版ISSN:1341-027X
  • 电子版ISSN:1881-6681
  • 出版年度:1967
  • 卷号:14
  • 期号:4
  • 页码:131-136
  • DOI:10.3136/nskkk1962.14.131
  • 出版社:Japanese Society for Food Science and Technology
  • 摘要:

    緑熟バナナの貯蔵日数を延長する目的で台湾,高雄産のバナナ(仙人蕉)を用いてつぎの条件でCA-貯蔵を行ない,貯蔵中の品質,一般化学成分の変化について検討し,同時に出庫後むろ処理による追熟を行ない黄熟バナナの食味試験を行なった。 (1) 実験条件は温度13.5±0.5℃,湿度95~100%でガス条件は(I) 対照区;普通空気,(II) 5% CO2(±1%)+10% O2(±2%),(III) 20% CO2(±3%)+10% O2(±3%)全期間ガス流通貯蔵,(IV) 40% CO2(±3%)+10% O2(±2%)48時間処理後空気中に移行の4区である。 (2) 上の4区のうち(II), (III)区は貯蔵5, 6週にわたってかなり良好な品質を保持しバナナのCA-貯蔵の可能性が確認された。また(IV)区の40% CO2 short term treatmentも割合好成績で技術的に簡便であるので実用化が期待される。 (3) 果皮のカロチノイド含量は貯蔵中各区ともさして変化しなかったが,CA-貯蔵区はクロロフィル含量の減少が少なく,果皮色の変化の状態とよく符合した。 (4) CA-貯蔵区のバナナ果肉では澱粉の分解による糖の増加が顕著に抑制された。 (5) バナナのアルコール含量は貯蔵中post climacteric stageでみられるような増大が(III)区を除いてみられなかった。(III)区は貯蔵5週間目から緑熟のままでアルコール含量が増大し,このCO2濃度で嫌気的な呼吸系への転移がうかがわれ,この意味で20% CO2はバナナのCA-貯蔵の限界濃度であるかと推定される。 (6) 各区とも貯蔵中果肉の還元型アスコルビン酸含量が減少する。なかでも20% CO2区が1週間目に,5% CO2区は2週間目にCO2の影響をうけ果肉の還元型アスコルビン酸含量はほぼ半減した。ただこの両区ともその後還元型アスコルビン酸含量の変化が少なく,貯蔵4週間目には対照区を少し上廻る値になった。 (7) 追熟処理果実についてのパネルテストの結果は果実の外観,食味とも(II)区がもっともすぐれた。(III)区は追熟処理後も果皮にいくらか緑色を残し,この点で外観についてのパネルテストの評点が低かった。

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