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  • 标题:澱粉ノリの離水について(第2報) 離水に及ぼすアルギン酸ナトリウム・カルシウムの影響
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  • 作者:笠原 文雄 ; 西出 英一 ; 塚本 清
  • 期刊名称:日本食品科学工学会誌
  • 印刷版ISSN:1341-027X
  • 电子版ISSN:1881-6681
  • 出版年度:1966
  • 卷号:13
  • 期号:10
  • 页码:435-438
  • DOI:10.3136/nskkk1962.13.435
  • 出版社:Japanese Society for Food Science and Technology
  • 摘要:

    Na-AlgのNaの一部をCaでおきかえたNa-Ca-Algを調製し,かつまた,澱粉ノリに添加した場合の離水に及ぼす影響について検討した。 (1) Na-AlgのNaのCaへの置換は非常に幅広い置換が可能で,Caの導入により粘度の上昇が起こり,Ca導入率25%前後に粘度の極大が認められ,低粘性NaAlg (390cp)を容易に高粘性(1950cp)にすることができる。 (2) Caの導入により,流動性が悪化し,典型的な非ニュートン流動を示し,導入率15%以上でとくに著しい。 (3) Na-Ca-Algを水に溶解するとき,瞬時に分散溶解し,Na-Algのように“ままこ”にならない。 (4) 澱粉ノリにNa-Ca-Algを添加すると澱粉ノリの離水が防止され,Ca導入率により離水率が変化し,Ca導入率が20%以上になると離水は全然認められなくなる。 なお,Na-Alg同様,Na-Ca-Algを添加すると澱粉ノリはベトつかなくなる。 (5) 澱粉ノリのノリ化の程度による影響は,Na-Ca-Algの添加により認められず,ノリ化時間が3分というきわめて短い時間のノリ化でも離水が現われず,高粘性Na-Algに比較して非常に良好で,実用上有益である。

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