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  • 标题:繊維素グリコール酸ナトリウムとメチルセルロースの混合液の粘性と酸味料との関係
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  • 作者:熊谷 庸 ; 永沢 信
  • 期刊名称:日本食品科学工学会誌
  • 印刷版ISSN:1341-027X
  • 电子版ISSN:1881-6681
  • 出版年度:1965
  • 卷号:12
  • 期号:11
  • 页码:466-471
  • DOI:10.3136/nskkk1962.12.466
  • 出版社:Japanese Society for Food Science and Technology
  • 摘要:

    CMC-Na(セロゲンF-SBを使用)とMC(メトローズSM 400を使用)とを混合使用したときの粘性挙動およびそれに対する酸味料の影響について検討し,つぎのような結果を得た。 (1) CMC-NaとMCとが共存する試料液を調製する方法について比較検討した結果,両者を粉末のまま所定の混合比に混合しておき,それを必要量はかり取って溶解するという方法で十分信頼性のある混合試料液を調製し得た。 (2) 実験した範囲内の混合比(CMC-Na: MC=3:1, 1:1, 1:3)では,ある程度以上の濃度では混合比による比粘度の差はほとんどなく,またCMC-NaあるいはMC単独のばあいよりもつねに比粘度が高い。それ以下の濃度の混合試料液の比粘度は,混合比にかかわらず単独のMC液よりは高く,CMC-Na液よりは低い。1:3の混合比のものは他の混合比のものよりも単独のMCの傾向に近い。 (3) 混合試料液のpHは単独のCMC-Na液のpHの傾向とよく似ているが,これはMCが非電解質であってH+イオン濃度とあまり関係がないためとみられる。混合試料液のpHが単独のCMC-Na液のpHより高いのはCMC-NaとMCとの相互作用によるものではないかと考えられる。 (4) 酸味料を含むばあい,混合試料液の濃度が低い範囲で,しかもpHがあまり低くない範囲では混合比によって単独のCMC-NaまたはMCの液とほとんど同じ傾向を示す。pHが低くなるとこの傾向は多少不明りょうにはなるがそのような傾向は変わらない。 (5) 混合試料液がやや濃厚になると混合比や酸味料濃度にかかわらず単独のCMC-NaあるいはMCよりも粘性が大きい。pHの変化にともなう比粘度の変化はCMC-Naよりは小さく,MCよりは大きいが,その傾向は混合比が違ってもあまり変わらない。 (6) CMC-NaとMCとの混合によつておきる特殊な現象はこの両分子の特殊な相互作用によるものと推察されるが,実用的にみたばあいに,CMC-NaとMCとを適当な条件で混合使用すると,酸味料を含む液状食品の粘度調整にとって有利なばあいがあることを知った。

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