(1) 枸杞葉,果実および根皮について,ペーパークロマトグラフィーにより,ベタインの存在をしらべ,葉および果実中よりベタインを確認したが,根皮には陰性であった。 (2) 葉の含量については,ライネッケ塩法により,枸杞葉乾物(水分8.1%)中より1.38%の遊離ベタインを確認した。 (3) 分離したベタインが純砕なものであるかどうかをみるため,ペーパークロマトグラフィーおよび融点測定によって確認した。