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文章基本信息

  • 标题:蛍光消光現象を利用したDuplex RT-LAMP法によるノロウイルス遺伝子グループIおよびIIの同時検出および識別
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  • 作者:山田 裕子 ; 桑山 勝 ; 重本 直樹
  • 期刊名称:日本食品微生物学会雑誌
  • 印刷版ISSN:1340-8267
  • 电子版ISSN:1882-5982
  • 出版年度:2011
  • 卷号:28
  • 期号:4
  • 页码:226-231
  • DOI:10.5803/jsfm.28.226
  • 出版社:Japanese Society of Food Microbiology
  • 摘要:

    われわれは,ノロウイルス (NoV) 遺伝子グループI (GI)および遺伝子グループII (GII)の同時遺伝子増幅を行い,クエンチャーによる蛍光消光現象を利用して,1本のチューブでNoV GIおよびGIIを迅速かつ簡便に検出・識別するDuplex RT-LAMP法を確立した.本法は,RT-LAMP反応後に電気泳動あるいはハイブリダイゼーションなどの追加操作を必要とせず,増幅に使用した蛍光標識プライマーと相補配列を有するクエンチャー標識オリゴヌクレオチドを反応チューブに加えるのみで,紫外線を反応チューブに照射した際の蛍光色から増幅された遺伝子を視覚的に検出・識別可能である.RT-PCR法でNoV陽性の糞便70検体を用いてDuplex RT-LAMP法を検証したところ,1反応チューブ当たりの遺伝子コピー数が103から104以上でそれぞれNoV GIは赤色,GIIは緑色,GIおよびGII混合は一部が混色の黄色の陽性反応を示し,その有用性が確認された.本法は,NoV食中毒または感染症発生時に,糞便検体からのNoV GIおよびGII遺伝子の迅速検出および遺伝子グループのスクリーニング試験法として,多くの検査機関での利用が期待される.さらに,われわれの開発したクエンチャー標識オリゴヌクレオチドによる蛍光消光現象は,すべての遺伝子増幅法に応用可能であり,幅広い分野への応用が期待される.

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