首页    期刊浏览 2024年12月03日 星期二
登录注册

文章基本信息

  • 标题:ヒノキ人工林および隣接する落葉広葉樹林における土壌の撥水性の空間分布
  • 本地全文:下载
  • 作者:小林 政広 ; 釣田 竜也 ; 伊藤 優子
  • 期刊名称:日本森林学会誌
  • 印刷版ISSN:1349-8509
  • 电子版ISSN:1882-398X
  • 出版年度:2006
  • 卷号:88
  • 期号:5
  • 页码:354-362
  • DOI:10.4005/jjfs.88.354
  • 出版社:The Japanese Forest Society
  • 摘要:

    土壌の撥水性は, 地表流や選択的な浸透の発生要因となることから, 斜面スケールの水の移動と貯留に影響し得る重要な土壌特性と認識されている。しかし, 林地斜面における撥水性の分布や発現強度に関わる要因は十分に解明されていない。本研究では, ヒノキ人工林および隣接する落葉広葉樹二次林の斜面上 (各180m×60m) で表層土壌を多点採取し (ヒノキ林40地点, 広葉樹林39地点), 水滴浸入時間 (WDPT) およびエタノール濃度 (EP) を指標として土壌の撥水性強度を測定した。ヒノキ林では, 夏期の乾燥時には斜面中部を含む全体の4割以上の地点で実際の撥水性を表す生土状態のWDPT (WDPT (f)) が600秒を超え, 撥水性を有する土壌は斜面の広範囲に分布していた。冬期の湿潤時には, WDPT (f) がほとんどの地点で60秒以下となり, 実際の撥水性は斜面全体で著しく弱まった。潜在的な撥水性と考えられる風乾状態のWDPT (WDPT (d)) は, ヒノキ林では河道近傍を除く8割以上の地点で1時間を超えた。一方, 落葉広葉樹林でも斜面全体に潜在的な撥水性が認められたが, WDPT (d) が1時間を超える地点は2割未満であった。同じ全炭素含有率の土壌で比較すると, 広葉樹林よりヒノキ林で潜在的な撥水性が強い傾向が認められた。

  • 关键词:空間分布; 森林土壌; 撥水性; ヒノキ人工林; 落葉広葉樹林
国家哲学社会科学文献中心版权所有