JICSTが昭和59年度から作成, オンライン提供しているJICST公共資料ファイルについて, データベース化する文献資料の収集スコープ, 収集方法と収集活動の実態を紹介すると共に, データベース化した文献資料の発生源(政府機関, 自治体など), 主題分野別の構成を分析して収録傾向を示した。JICST公共資料ファイルは文献情報データベースであることから, 運用システム, ファイルのデータ項目, シソーラス, 分類表, ともにJICST科学技術文献ファイルと同一で, 年間4,000件程度の公共資料を蓄積し, 昭和63年4月現在では約16,000件の文献情報が検索可能となっている。