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  • 标题:杉樹幹に於ける圧縮強度及び形質商の分布に関する研究
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  • 作者:永田 潤一 ; 岡本 健治 ; 佐野 正義
  • 期刊名称:日本森林学会誌
  • 印刷版ISSN:1349-8509
  • 电子版ISSN:1882-398X
  • 出版年度:1951
  • 卷号:33
  • 期号:12
  • 页码:419-423
  • 出版社:The Japanese Forest Society
  • 摘要:

    茨城県大子地方の樹齢41年のスギ植栽林について沢通り,中腹及び沢通りに夫々標準地を設け,各標準地毎にその中央標準木を1本宛計3本を採つて供試木として各単木間に於ける圧縮強度と形質商との分布を調査した。そして大体次の結果を得た。 (1)同年齢の場合には生長量の大きな木程圧縮強度が小となつている。 (2)圧縮強度の度数分布は生長量の大きな木程大である。 (3)比重の度数分布は左偏である。 (4)圧縮強度と比重との相関々係は生長量の大きな木丈に認められた。 (5)生長量の大きな2本の木は地上高の増加と共に力枝附近まで圧縮強度が増加するが生長量の小さな1本の木は力枝下2m附近.までは減少の傾向を示す。3本共樹冠内に入つてからは急激に減少し,その後漸次幾分の増加を示して樹梢附近で急激な増加を示している。 (6)枝下都に於いて平均圧縮強度の出現する位置は3本について夫々樹高の30~45%, 25%及び30%である。 (7)形質商は2本は枝下約2mで樹高の約50%の位置が最大で樹梢部が最小, 1本は樹高の約25%の部分が最大でその後地上高の増加と共に減少し樹梢部で急激に増大する。 (8)形質商は生長量の小さい木程大きい。 (9)圧縮強度は樹心から幾分離れた部分若くは樹心部が最小で外方に向い漸次増大する。辺材部に入つてから1本は強度が減じ2本は更に増大した。 (10)形質商は樹心部が最小で外方に向うに従つて増大し辺材部に入つて増加の程度が少くなるか或は逆に減少する。 (11)圧縮強度は大体南側の方が北側よりも大きく,形質商は東側が最大北側が最小となつているが一般的な傾向とは考えられない。

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