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  • 标题:主根短く鬚根に富むクヌギ苗の養成試驗成績
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  • 作者:佐多 一至 ; 豐東 積
  • 期刊名称:日本森林学会誌
  • 印刷版ISSN:1349-8509
  • 电子版ISSN:1882-398X
  • 出版年度:1939
  • 卷号:21
  • 期号:2
  • 页码:41-50
  • 出版社:The Japanese Forest Society
  • 摘要:

    以上記述し來りし處を要約して摘記すれば次の如くである。 (1),クヌギの如く主根が過強長大で支根や鬚根の發生不良な樹種も,その個體生態學的性質を利用して培養すれば主根短大で髪根に富み山出苗として掘採る場合に其大部分を活用し得る如き形態の苗木を養成することが出來る,即ち苗圃として水田を使用し,上床式として養苗するときは理想に近い根系の苗木が得られる。 (2),本試驗に於ては上床の高さを21-33糎とし床幅を上底18-33糎,下底45糎,床間33糎とし,種粒の間隔を約9糎,列間を9-21糎の二列播とし,之を在來汎行せられたる平床式栽培法と比較したのであるが,上床式は平床式に比して單位面積當の播種粒數は少であつても生育は良好で,造林價値の高い大苗の得苗率は寧ろ上床式に於て大であり,而も上床式水田培養のものは主根は短大で平均長13糎に過ぎず,支根や鬚根の發生量極めて大で第一次支根數も平床式の二倍以上となり,鬚根數の如きは10倍に近い成績を得た,畑地培養のものは上床式とするも主根は長大となるが根基部に於ける支根の發生量は大であるから之に根切を施行すれば優良苗が得られることを知つた。 (3),平床式によるときは水田培養によつても主根は長大となる傾向がある,是によつて見れば主根を短大ならしめ支根中鬚根を多量に發生せしむるには土壤層の下層は多濕通氣不良であつて上層に進むに從つて漸次乾燥の度と通氣度とを増す如き土壤の構造を必要とするものであるらしく考へられる。 (4) 上床式水田培養のクヌギ苗は据置とするも根系の形態は惡化せず山出後に於ける活着率は極めて良好である,生長關係は今後の經過を調査した上でなければ斷言を許さないものがある。

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