映像表現にとって高臨場ディスプレイが重要である.高臨場ディスプレイとしては広視野スクリーン, HDTV, HMD, CAVEやホログラフィーなどの立体ディスプレイなどがあげられる.またコンピュータシステムの性能の向上とともにCG技術も映像技術として使われるようになってきた.そのようなシステム環境のもとでCG技術を用いたホログラフィー立体TVの実現が可能となってきた.そこで本論ではホログラフィー立体TVの研究の最近の動向とその課題について概説する.