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文章基本信息

  • 标题:調理可能な低アレルゲン化全卵の調理法とそのアレルゲン活性の評価
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  • 作者:小澤 慶子 ; 小林 嘉一郎 ; 加藤 保子
  • 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
  • 印刷版ISSN:0287-3516
  • 电子版ISSN:1883-2849
  • 出版年度:2000
  • 卷号:53
  • 期号:2
  • 页码:59-64
  • DOI:10.4327/jsnfs.53.59
  • 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
  • 摘要:

    全卵からアレルゲン活性の高いOMを除去する方法を検討するとともに, そのアレルゲン活性を患者血清を用いたELISA法で評価した。 1) 卵黄と分離した卵白を沸騰させた0.8%-NaCl溶液中に少量ずつ添加して, 15分間加熱して凝固卵白を得た。これを粉砕, 撹拌洗浄してEW (-OM) を調製した。卵黄は, 生卵黄を濾紙で覆い, 卵黄膜に付着する卵白の混入を防ぎながら卵黄内容物のみを抽出した。 2) 凝固卵白と卵黄内容物の混合物 (Egg (-OM))を緩和な条件 (98℃, 5分間) で加熱した。加熱Egg (-OM) から塩溶性タンパク質および全タンパク質を抽出し, SDS-PAGEおよびマウス抗OM血清を用いた Immunoblotting および競争阻害ELISA法で, OMが残存しないことを確認した。 3) 加熱Egg (-OM) のアレルゲン活性を鶏卵アレルギー患者血清を用いて競争阻害ELISA法で調べた。EW (-OM) のアレルゲンは, ほぼ完全に消失したが, 加熱Egg (-OM) には, OMの阻害活性が残存した。 4) 加熱Egg (-OM) の卵黄タンパク質に対するアレルゲン活性は失われたものの, カゼインと抗カゼイン特異IgEとの反応をわずかに阻害した。したがって, IgEと反応する要素が卵黄中に存在することがその要因の一つであると考察した。

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