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文章基本信息

  • 标题:母乳栄養および人工栄養哺育新生児におけるラクトフェリン, リゾチームならびに免疫グロブリンの便中排泄
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  • 作者:鈴木 隆 ; 畑中 光代 ; 山内 恒治
  • 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
  • 印刷版ISSN:0287-3516
  • 电子版ISSN:1883-2849
  • 出版年度:1989
  • 卷号:42
  • 期号:3
  • 页码:259-263
  • DOI:10.4327/jsnfs.42.259
  • 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
  • 摘要:

    母乳および人工栄養哺育による成熟新生児を対象とし, 出生直後から日齢40日までの便中ラクトフェリン, リゾチームおよび免疫グロブリン含量 (平均値±標準偏差) を測定し, 次の結果を得た。1) ラクトフェリン含量は, 母乳および人工栄養児において, それぞれ, 日齢~10日: 6.5±1.5, N.D.; 日齢11~20日: 3.7±1.3, N.D.; 日齢21~30日: 2.1±1.1, 0.1±0.1および日齢31~40日: 1.3±0.3, 0.2±0.1mg/gであった。ラクトフェリンの乳児体内での産生開始時期は日齢20日前後と推定された。2) リゾチーム活性は, 母乳および人工栄養児において, それぞれ, 日齢~10日: 213.9±60.9, 95.9±51.5; 日齢11~20日: 135.0±17.9, 33.0±16.1; 日齢21~30日: 114.7±21.2, 52.2±40.1および日齢31~40日: 97.4±26.1, 43.4±23.5μg/gであった。リゾチームは母乳栄養児ばかりでなく人工栄養児においても出生直後より便中に検出され, 両栄養法間差異は日齢の進行に伴って接近する傾向を示した。3) 母乳栄養児におけるIgA, IgGおよびIgM含量は, それぞれ, 日齢~10日: 2.6±0.3, 0.3±0.1, 0.9±0.7; 日齢11~20日: 2.0±0.3, 0.4±0.2, 0.7±0.2; 日齢21~30日: 1.6±0.4, 0.2±0.1, 0.5±0.2および日齢31~40日: 0.9±0.3, 0.3±0.1, 0.5±0.2mg/gであった。同様に, 人工栄養児では, 日齢~10日: N.D., 0.1±0.1, N.D., 日齢11~20日: 0.1以下, 0.1±0.1, 0.1±0.1; 日齢21~30日: 0.2±0.1, 0.1±0.1, 0.4±0.1および日齢31~40日: 0.3±0.1, 0.1±0.1, 0.5±0.1mg/gであった。IgAおよびIgMの乳児体内での産生開始時期はいずれも日齢10日前後と推定された。

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