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文章基本信息

  • 标题:“秤量法”, “買上げ計算法”, “思い出し法”による脂質, 糖質およびエネルギー摂取量と実測値との比較
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  • 作者:菅原 和夫 ; 熊江 隆 ; 町田 和彦
  • 期刊名称:日本栄養・食糧学会誌
  • 印刷版ISSN:0287-3516
  • 电子版ISSN:1883-2849
  • 出版年度:1983
  • 卷号:36
  • 期号:3
  • 页码:191-197
  • DOI:10.4327/jsnfs.36.191
  • 出版社:Japanese Society of Nutrition and Food Science
  • 摘要:

    同一食事について, 秤量法, 買上げ計算法, 思い出し聞き取り法の3種の調査を同時に行ない, その結果につき三訂補日本食品標準成分表を用いて, 脂質, 糖質, エネルギーを計算した。さらに買上げ法によるサンコルをホモジナイズし, エーテル抽出法により脂質量を求めた。次に前報ですでに報告したタンバク質量および今回測定した脂質量, 別に測定した灰分量を全量から引いて糖質量を求めた。このようにして得られたタンバク質量, 脂質量, 糖質量についてAtwater係数を用いてエネルギー量を算出した。その結果を上記3方法による結果と比較検討し次のような結果を得た。 1) 実測値と計算値の間には, 脂質で, 秤量法: r =0.802, 買上げ計算法: r =0.855, 思い出し法: r =0,714, 糖質で, 秤量法: r =0.865, 買上げ計算法; r =0.812, 思い出し法: r =0.622, エネルギーで, 秤量法: r =0.879, 買上げ計算法: r =0.815, 思い出し法: r =0.707のごとく高い相関関係を認めた。 2) 実測値と計算値の平均値間には, 脂質, 糖質, エネルギーにおいて, どの調査方法間にも統計学的な有意差は認められなかった。 3) 実測値の計算値に対する回帰式において95%信頼区間はどの栄養素についても, 秤量法が最も狭く, ついで, 買上げ計算法, 思い出し法の順になった。しかし, 回帰係数がもっとも1に近かったのはどの栄養素の場合も買上げ計算法の場合で, この原因が調理に用いた油脂が必ずしもすべて摂取される料理に含まれないためと考察した。

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