1) 野菜, くだものともに冷凍時および解凍によって総アスコルビン酸の量に変化はなかった. 2) アスコルビン酸酸化酵素活性の強いものでは冷凍および冷凍保存中に酸化型が増加した.また自然解凍のさいにもさらに酸化型が増加した. 3) 市販冷凍野菜中のアスコルビン酸は生に対して70~80%は残存しているように考えられ, アスコルビン酸の損失は少ない.