垂直磁気記録には1ビットの情報を数千nm2のきわめて微小な面積内に記録できる能力があり, ハイビジョンやディジタルVTRなど, 次代の高画質で大容量な画像情報記録装置を実現するものとして期待されている.本文では, 垂直磁化方式による超高密度記録の可能性と, その実現を目指す最近の研究開発動向を画像記録を中心に概観する.