物体表面の温度分布を計測することのできる2次元赤外撮像センサーにおいて, 出力信号を時系列で走査し, 読出す方式の開発が盛んである.これには “電子ビーム走査” と “固体電子走査” の2方式があり, その中でもパイロビジコンは実用化の段階に近づいており, ハイブリッド型およびモノリシック型CCDは, 欧米において活発に研究開発が進あられている.