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  • 标题:ELISAキット「Equate Salmonella」による食肉からのサルモネラ検査法の検討
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  • 作者:榎田 隆一 ; 平田 一郎 ; 鈴木 敬子
  • 期刊名称:日本食品微生物学会雑誌
  • 印刷版ISSN:1340-8267
  • 电子版ISSN:1882-5982
  • 出版年度:1989
  • 卷号:6
  • 期号:2
  • 页码:107-111
  • DOI:10.14840/jsfm1984.6.107
  • 出版社:Japanese Society of Food Microbiology
  • 摘要:

    食品からのサルモネラ検出用に開発されたEquateキットの実用性を検討した結果, 以下の成績が得られた. 1. 血清型の異なるサルモネラ61株のうち60株はELISA法による吸光度0.15以上となり陽性と判定された. 陰性と判定された1株は, 非運動性のS. typhimuriumであった. 2. S. typhimurium, S. infantisおよびS. enteritidisの各菌量と本キットによる反応性は, いずれの菌株も菌量106個/ml以上で陽性を示した. 3. E. coli 11株および Citrobacter spp. 37株に対する本キットによる反応性は, すべての株が陰性を示した. 4. S. infantis, S. litchfieldおよびS. enteritidisの各菌量 (10, 102, 103個) を食肉25g中に添加し, 本キットによる反応性を調べた結果, いずれの菌株も10個のオーダーの添加により陽性を示した. 5. 市販食肉120検体について, 本ELISA法と従来の検査法による, サルモネラ検査を実施した結果, 両法とも陽性を示したものが17検体 (14.2%), ELISA法のみ陽性が13検体 (10.8%), 両法とも陰性のものが90検体 (75.0%) で, 両法による一致率は89.2%であった.

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