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  • 标题:赤血球デルタアミノレブリン酸脱水酵素活性に及ぼす金属イオンのin vitroでの影響
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  • 作者:友国 勝麿
  • 期刊名称:Journal of Occupational Health
  • 印刷版ISSN:1341-9145
  • 电子版ISSN:1348-9585
  • 出版年度:1979
  • 卷号:21
  • 期号:3
  • 页码:240-245
  • DOI:10.1539/joh1959.21.240
  • 出版社:Japan Society for Occupational Health
  • 摘要:

    赤血球ALA-D活性に及ぼす金属の影響をin vitroの実験により調べた.用いた金属は全部で15種類であり,そのうちの二,三の金属についてはZnとの相互作用を検討した. まず,ヘパリン血の溶血液に,ALA-D反応液中の金属濃度が0.1~1.0mmol/lとなるように金属液を添加し,37℃で20分間preincubateしたのち,Nikkanen et al.の方法に準じてALA-D活性を測定した. その結果,上記添加濃度範囲において,Mn,Mg,およびBeは赤血球ALA-D活性に対して殆んど影響を及ぼさなかった.しかし,Cu,Sn(II),HgおよびAgは,Pbと同程度にALA-D活性を強く阻害した.また,Se,Cd等もALA-D活性を強く阻害した.一方,Znの場合は,添加濃度が0.1~0.25mmol/l付近で中程度のALA-D活性の上昇をきたすが,高濃度では逆に顕著な活性阻害をおこすことが認められた. 次に,洗浄後の赤血球の溶血液に二,三の金属を同時添加し,赤血球ALA-D活性に及ぼす金属間の相互作用を調べた.その結果,PbによるALA-D活性の顕著な阻害は,Znをある濃度で同時添加することにより抑制されることを認めた.しかし,その抑制の程度は,溶血液中のZnとPbの濃度比に強く依存する傾向が認められた.ところが,HgおよびCdによるALA-D活性の阻害は,Znの同時添加によっても抑制されなかった.これらの実験事実は,金属による赤血球ALA-D活性阻害の機作が金属の種類により若干異なることを推定せしめるものと思われる. 一方,最近のin vitro実験において,Alが赤血球ALA-D活性を上昇せしめるという報告がなされた.著者もこの事実を確かめるためにAl添加実験を試みたが,AlがZnと同様の作用のあることを確めることはできなかった.

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