産学連携学会では産学連携学の「学の確立」に関する活動の一環として,2010年10月発行の学会誌12号において『学としての確立に向けて』と題した特集を組みました. それに引き続いて,同年11月27日には「設立10年を前に産学連携学を考える」と題した秋季シンポジウムを開催しました.シンポジウムでは,研究・技術計画学会と日本ベンチャー学会そして地域活性学会の後援をいただき,さらに日本知財学会からの参加もいただいて,あわせて5学会の代表が顔をそろえて,産学連携の今後と5つの学会の連携について熱く議論が交わされました. そこで,学会誌「産学連携学」13号では,そのシンポジウムでの議論をパネリスト等として参加していただいた各学会の代表の方に寄稿いただく形でまとめてみました.