首页    期刊浏览 2024年12月04日 星期三
登录注册

文章基本信息

  • 标题:“ひとつの基準 (セット) への固執” について —前頭前野を中心とする梗塞例の11年間の症状の経過—
  • 本地全文:下载
  • 作者:鹿島 晴雄
  • 期刊名称:高次脳機能研究
  • 印刷版ISSN:1348-4818
  • 电子版ISSN:1880-6554
  • 出版年度:1996
  • 卷号:16
  • 期号:2
  • 页码:179-187
  • DOI:10.2496/apr.16.179
  • 出版社:Japan Society for Higher Brain Dysfunction ( Founded as Japanese Society of Aphasiology in 1977 )
  • 摘要:

    左前頭前野領域の梗塞を有する症例の11年にわたる経過と症状を紹介した。発症1年目は発動性低下や易疲労性とともに, “頭の切り替えがうまくできない” “二つのことをしようとすると,片方のことが頭からなくなってしまう” “言葉がなかなか浮かんでこない” などの訴えがみられ, working memory の障害によるものと考えられた。発症4年目に簡便 Attention Process Training を10週間実施し,以後,発動性の改善と社会的外向が認められるようになる。発症11年目の現在,なお軽度の強迫傾向と, “頭の切り替えがうまくできない” “几帳面すぎる日課をたて,臨機応変ということがない” “自分の行動に関し何も決められないのは困る” などの訴えが認められる。本稿では,これらの訴えを “ひとつの基準 (セット) への固執” として解釈しうることを述べ,その要因としてセットの転換障害 (高次の保続) と情報の組織化の障害を指摘した。

  • 关键词:前頭葉; セットの転換障害; 複数情報の組織化の障害
国家哲学社会科学文献中心版权所有