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文章基本信息

  • 标题:発語失行を伴わない “Broca失語” 症例
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  • 作者:吉野 眞理子 ; 河村 満 ; 白野 明
  • 期刊名称:高次脳機能研究
  • 印刷版ISSN:1348-4818
  • 电子版ISSN:1880-6554
  • 出版年度:1995
  • 卷号:15
  • 期号:4
  • 页码:291-298
  • DOI:10.2496/apr.15.291
  • 出版社:Japan Society for Higher Brain Dysfunction ( Founded as Japanese Society of Aphasiology in 1977 )
  • 摘要:

    発語失行を伴わない “Broca失語” 症例を報告した。症例は41歳の右利き男性。脳梗塞による失語,右片麻痺で発症。MRI による病巣は Broca 野皮質下を含み後方に進展していたが,中心前回下部皮質は保たれていた。臨床症状は,発語失行を伴わないことを除いてボストン学派の定義による Broca 失語に一致した。「モーラ抽出能力検査」と「失語症2音節語検査」に表れた音韻論的レベルの障害も「失語症構文検査」における統語論的理解・産生障害も Jakobson (1963, 1966)の結合および継起性障害を示唆するものであり, Jakobson の言語学的分類では Broca 失語に相当した。後者は Broca 失語を「統語情報に関する言語能力の障害」としたBerndtら (1980) によるBroca失語の定義とも一致した。発語失行を伴わない Broca 失語症例の存在は,純粋発語失行症例の存在と合わせて,いわゆるBroca失語を構成する発話障害と言語学的レベルの障害との “二重乖離” を証明するものと考えられた。

  • 关键词:Broca失語; 発語失行; 音韻論的障害; 統語論的障害; 二重乖離
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